ミステリー・サスペンス 漫画紹介

極上のサスペンス漫画『ウロボロス』が最高に面白い!!

投稿日:2017年5月1日 更新日:

「いやあ、クッソ面白い。こんな面白いサスペンス漫画久しぶりに読んだわ」ってのが素直な感想。神崎裕也先生の『ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー』全24巻です。

 

今となっては旬が過ぎてしまった感はあるのですが、私も連載中に1巻のみ読んだことがありました。でも、その時は「続きを買うか」とはならなかったんですよね。評価としては星3つくらいかなという感じでした。

 

ところが、今回はある機会があり全巻読むことになりました。それがこの間購入した駿河屋の福袋です。詳細はこちらの記事を読んでくれれば分かると思うんですけど、その福袋にウロボロスが入っていたわけです。

 

まあ、あまり興味はなかったんですけどせっかく入っていたので読もうと2巻を開いたのですが、気づいたら最終話を読み終えていました。

 

展開も面白く構成も綺麗で控えめに言って最高の漫画でした。この前TVドラマ化もされていた人気作ですが、内容はドラマよりも全然濃いです。なので、この記事で初めて名前を知った人にもドラマが好きだった人にも名前だけは知っていた人にも全員に読んでもらいたいです。

 

というわけで、今回は多くの人に『ウロボロス』の魅力を知ってもらうため、作品紹介や感想、そしておすすめポイントを書いていこうと思います。

 

少し長い記事に感じるかもしれませんが「早く漫画買って読みてえよ」という人は最後までスクロールしていますぐ買ってきてください。(私の記事を読むよりウロボロスを読む方が楽しいですからね

 

それでは、前置きが少し長くなりましたが書いていきます!!

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警察ヲ裁クハ我二アリ。闇を裁くのはウロボロス。

15年前、児童養護施設「まほろば」の職員・柏葉結子が何者かに殺害される事件が発生する。そこにいた少年2人は見ていたー逃げていく犯人の後ろ姿をー。だけど、そんな2人の証言はある刑事によってもみ消される。

そこにあったのは警察上層部の闇。法律では裁けないその巨悪を裁くため少年2人は復讐を決意する。1人は刑事に、そして1人は暴力団に。2匹の龍は今日も悪を裁いていく。

 

つまり、あらすじ的には暴力団=闇の番人と警察=法の番人が協力して地位の高い人間を倒すというありがちな話です。

でも、やっぱりこういうアウトローな感じが厨二病チックでいいですよね。しかも殺された柏葉結子は少年2人の育ての親であり最愛の人でした。そんなことがあれば…仕方のないような気がします。やっていることは悪なんですけどね。

 

なので、内容は2人の復讐劇と周りの人間との関わりあいで生じる心情の変化です。こういう話はどう終わらせるかが重要ですが、私としては満足のいく終わり方でした。

 

と、気づいたら魅力まで書いてしまいそうになりましたが、作品紹介はこんな感じにして次からは魅力を紹介していこうと思います。

 

『ウロボロス』はなんでここまで面白いのか…!!

魅力的なキャラ、そしてその相関関係!!

この漫画の面白さを伝える上でキャラ紹介は不可欠!と言っていいくらい『ウロボロス』のキャラは個性的で相関関係が面白いです。

主人公2人、そしてヒロイン1人、ライバル1人の計4人が私が選ぶメインキャラなので今回は4人に絞り紹介していこうと思います。

 

警察巡査部長/龍崎イクオ

本作の主人公。刑事という職に就き、内部から柏葉結子を殺した犯人を探る。普段は心優しく間抜けな性格を演じているが、実際は達人並みの空手の実力を持つ運動神経抜群の男。

15年前の事件から脳に障害を持ち、過去を思い出すと一種のトランス状態に陥り、自分で自分を制御できなくなるため残酷とも言える暴力を発揮する。

警察になった当初は「警察は嫌いだ」と言っていたが、同じ警察官である日比野美月との出会いで徐々に気持ちが揺れ動く。トランス状態に陥ってしまうと制御不能の殺戮マシーンと化すため、間違いなく本作最凶の男である。

 

松尾組若頭/段野竜哉

本作のもう1人の主人公。暴力団・松尾組の若頭として闇のルートから15年前の真相を探る。このコマにある通り本当にバイオレンスな男で、顔から分かる通りインテリヤクザである。唯一信頼できる相棒がイクオであり、イクオに対してはおちゃめな面を見せることも。

15年前に殺された柏葉結子は竜哉にとって育ての親でありながら恋愛対象として好きな人であった。そのため、復讐のこととなると協力を惜しまない。

日比野に惹かれていくイクオを見て、復讐のみに生きてきた自分と葛藤することになる。

 

警察警部補/日比野美月

本作のヒロイン。主人公であるイクオの警察内の相棒であり、強い正義感を持つ女性警察官。また、主席監察官という輝かしい功績を持ちながら家族を見捨てた父を持つ。

当初は冴えないイクオにイライラしていたが、関わっていくうちに心惹かれていく。

そして、イクオについて調べていくうちに15年前のあの事件のことも…

※本作では唯一のヒロインであるが、管理人は個人的には基陽子という科捜研の女の方が好みである。

 

警察警部補/蝶野真一

本作の主人公2人のライバル。このコマでは警部となっているが、当初は警部補である。刑事としての鋭い勘を持ち、イクオと竜哉の関係を誰よりも早く疑う。自分が目をつけた犯罪者は何が何でも自分で逮捕するというポリシーを持つため、しばしば危険な目に遭遇する。

本作では個人的に1番カッコいいキャラであり、竜哉を逮捕すると言いながらも肝心なとこで逃してしまうなど情に弱い一面もある。

 

この他にもカッコいい刑事、暴力団が多く登場します。それぞれの信条、交差する想い、揺れ動く黒幕のシルエットからは目が離せません!!

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「そう来るか!!」圧倒的な展開の面白さ!!

ウロボロスの魅力と言えば何と言っても展開の面白さです。「そう来るか!!」っていう展開が非常に多いです。中には臭すぎて分かってしまうこともあるんですけどね。笑

そして、本当はここで展開の凄さを伝えられたらいいんですけど、皆さんお分かりの通り、それをやってしまうと壮大なネタバレをしてしまうんです。笑

 

なので、これ以上展開の凄さは表現出来ないんですけど、ミステリー・サスペンス漫画を何作品も読んだ私が言います。「展開は本当に面白く、次が読みたくて仕方なくなります。」

 

構成が上手くラストも大満足!!

この漫画の主人公2人がやっていることって理由はどうであれ、やっぱり悪じゃないですか。だから、私はこの物語をどう収束させるか凄く気になっていました。

 

そして、実際に最終巻を読んでみた感想。「ああ、なるほどな。それは確かに綺麗だわ。」

こういうアウトローなサスペンス漫画のラストの評価ってかなり分かれると思うんですけど、ウロボロスに関しては嫌いだった人はあまりいないかなと思います。

 

2人のやっていた悪は裁かれるべきことなのか、復讐の先に見える世界は…この問に対する1つの解として納得のいく結末でした。後味は決して悪くなく、凄くスッキリする終わり方でした。

 

見どころとしては、2人の復讐の終結の仕方、その先の未来、イクオと日比野さんの恋の結末ですね。全24巻ですけど、最後までスピード感を保ったまま気持ちよく突き抜けていきました。本当に構成も良く、良い漫画だったと思います。

 

『ウロボロス』はこんな人におすすめ!

  • 警察の闇を描いた漫画が好きな人
  • 暴力団と警察というアウトローなタッグが好きな人
  • 良質なサスペンス漫画を読みたい人
  • 圧倒的な展開にハッと驚かされたい人

はい!今回は神崎裕也先生の『ウロボロスー警察ヲ裁クハ我二アリー』の紹介をしてみました。今回のウロボロスももちろん面白いんですが、同じ神崎先生の作品として『不能犯』という現在連載中のサイコサスペンスがあります。

そちらも読んでいて非常に面白い作品なので今回のウロボロスとともに読むことをおすすめします。気になる方はこちらの記事で紹介していますのでお読みください。

 

それでは、今回はこんな感じで。ではでは、次回の記事でお会いしましょう。lifeさんでした。

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  1. […] 簡単に言うと、老害ばかりが居座る国会や日本の閉塞感に憤りを感じた青年2人がそれぞれ極道と政治の世界の頂点に登りつめ日本を変えていこうじゃないか!というストーリーです。 『ウロボロス』は警察と極道ですが、こちらは警察→政治家だと思えば想像しやすいかと思います。※ウロボロスの記事はこちら 政治が題材となった漫画ということや池上先生独特のタッチの絵だということで若い人は手に取りづらいかと思いますが、実際に読んでみると政治のこともかなり分かりやすく描かれているので問題ないかと思います。(私も高校生です単純に漫画が面白いだけでなく、政治に対する関心も高まる…そんな最高の漫画が『サンクチュアリ』です。 […]

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