狂おしいほどの片想い『あげくの果てのカノン』とは!?

「クッソどろどろしとるやん(道民」

まずこの漫画『あげくの果てのカノン』を読んだ1番の感想はこれでした。

 

本当に気持ち悪いほどの片想いをしている1人の少女の物語です。

もう完全なストーカーなんですけど、顔はめっちゃ可愛い。

そして、何故かエイリアンの襲来によって機能を失っている東京。

とにかく色々と意味がわからない作品なんですけど、かなり私好みな作品だったので今回はあらすじを紹介しながら感想を書いていきます。

 

ちなみにこのマンガがすごい!2017にもランクインしている作品なので、今年要チェックな漫画かと思います。

私の周りの漫画好きの間でもかなり話題になっていました。

それでは前置きはこんな感じで、早速紹介していきます!

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心変わりする先輩、変わらず想い続けるカノン

物語の主人公「高月かのん」は高校のときの先輩「境宗介」に8年間想いを寄せている。

だが、先輩には同じ職場で働く素敵な奥さんがいる。不倫はダメなことと分かっていながらも諦めきれないかのん。

 

そして先輩にもある問題が…

先輩はSLC(異星生物対策委員会)特殊部隊として地球に襲来してくるエイリアンと戦っている。そして、そこで戦う者はどんな怪我をしても修繕により治療させられる。

だが、修繕には身体の変化、性格の変化などが伴ってしまい、そして好きな女性のタイプの変化も…それはかのんとの関係にどう影響するのか。

色々と設定は複雑なんですけど、簡単にまとめると心変わりが激しい先輩に恋する1人のストーカー女子のお話。

先輩は奥さんがいるけど、修繕のたび好きな女性のタイプも変わってしまいかのんのことも…みたいな感じです。

 

あとで詳しく紹介しますが、奥さんも絡んできたりしてもっとドロドロしたものになります。

かのんもダメなことと分かっていながら近づいてしまいます。

そして、だんだん変わっていく先輩に少しの不安を抱きながら。

 

このドロドロした純愛(?)がこの漫画の1番の面白さです。

とにかくかのんの粘着っぷりがすごくて、先輩のことを盗撮したり声を盗聴して家で聞いていたりなど。

 

そして、友達に先輩の魅力を聞かれたりなんかするともう止まらなくなります。

このメンヘラっぷり(笑

もちろん友達もかなり引いています。

ちなみにかのん自身は自分がストーカーをしている気は全くないです。

そう、怖いくらいの純愛なんです。

 

とにかくこの2人のドロドロした恋愛模様が最高に面白いです。

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昔の宗介を取り戻したい奥さんの悲痛

かのんと先輩がいい感じになる一方、先輩の奥さん(境初穂)は修繕をなくし昔の宗介を取り戻すため研究に明け暮れる。

どんどん変わっていく宗介、そしてそんな彼を受け入れられない自分。

憧れの彼の隣にいれるよう田舎っぽさをなくし、努力した自分。

だが、自分が宗介の隣にふさわしい女になればなるほど離れていく宗介。

 

アカデミー時代の恋人同士の2人の思い出を胸に今日も心変わりを防ぐため研究に没頭する。

 

正直この奥さんが登場するまでの面白さはまあまあでした。

でも2巻から本格的に奥さん視点で物語が進んだりして本当に面白くなりました。

 

「奥さんが悪い人だったらどれほど救われたことか…」

私が読んでいて心底こう思いました。奥さんが悪い人ならかのんと先輩が結ばれてハッピーエンドなのに現実はそうではありませんでした。

 

奥さんはとても真面目でいい人でした。そしてかのんに負けないくらい先輩を愛している。

出会いはSLCのアカデミー。そこから付き合うことになった2人。

初穂は田舎っぽさの残る自分は宗介の隣にふさわしくないと思い、徐々にふさわしい女になろうと努力しました。

 

そして念願通り2人は結婚します。だが、問題はそこから。

修繕のたびに心変わりし他の女を好きになってしまう宗介。

そんな彼を引き止めるため、研究に没頭する自分。

この奥さんの姿が読んでいて本当に心が痛いです。

 

密かに想いを寄せる義弟

ある理由により親戚であるヒロの家に住むことになったかのん。

2人は本当の家族のように仲良く、そして信頼している。

だが、実はヒロはかのんに想いを寄せていて、かのんに近づく先輩に嫌悪感を抱いている。

自分のほうがいる時間が長いのに…俺にだって笑って…

 

そしてもう一人の悩める少年ヒロも絡んできました。

1巻でもかのんへの好意を匂わせる描写はありましたが、やっぱりそうでしたね。

これは辛いですね、1番近くて1番遠いです。

先輩には見せる笑顔、自分には見せてくれない笑顔…

 

好きだから余計かのんの不倫に反発してしまい、そしてかのんにも嫌がらせをしてしまう。

ついには先輩に直接電話も…という展開になります。

1番実らなそうな恋、読んでいる読者も苦しくなります。

 

こじれにこじれる4人の恋愛

現在2巻ですが、おそらくはこれまで紹介した4人を軸として話は進んでいきます。

正直すごく重い。本当にそれぞれが苦しい恋をしています。みんなが幸せという道はおそらくありません。

 

作者の米代恭先生はどうこの物語を締めくくるんでしょうね。

良くも悪くもクライマックスがかなり重要になる作品だなと思いました。

これからの展開に期待ですね。

 

先輩を変わらず想い続けるかのん、変わり続ける先輩、そんな彼を受け入れられない奥さん、そして密かに義姉を想う義弟…この4人のこじれにこじれる恋愛模様は見逃せないです。

 

最後に

はい、今回は『あげくの果てのカノン』の紹介をしました。

一応ジャンルはSFと恋愛だと思うんですけど、正直SF要素はあまりないです。

見どころはドロドロした純愛なので、そういう作品が好きな人には本当におすすめです。

 

男女問わず楽しめる作品かと思うので、この記事で興味を持った方がおられましたら読んでくれると嬉しいです。

現在は2巻までしか出ていないので追いつきやすいと思います。

ここ最近の恋愛の中ならかなりトップクラスで面白い漫画でした。

 

それでは今回はこんな感じで。最後までありがとうございました。

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北海道在住のただの漫画好き。読んできた漫画の数はおそらく4桁。 Twitterをやっていますが、7割サイトと関係ない戯言をつぶやいています。 わたしのことをもっと知りたい方はフォローよろしくお願いします。(そんな人いません