漫画版「薬屋のひとりごと」が無料で読める!小説版に劣らず面白いので推したい!

今回ご紹介する漫画は『薬屋のひとりごと』です。中国を連想させる架空の国を舞台に、王宮で働く官女がさまざまな謎を解いていくミステリー兼ラブコメ作品です。

原作は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた小説で、まず小説版が2011年に出版されたあと、2017年から漫画版の連載が始まりました。

小説家になろう発の作品ですが、いわゆる転生物ではなく現地主人公です。

lifeさん
『薬屋のひとりごと』はコミカライズ版が2作品同時スタートしていますが、今回は無料漫画アプリ『マンガUP!』で読める月刊ビッグガンガン版を紹介していきます。
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『薬屋のひとりごと』あらすじ

本作の主人公は猫猫(マオマオ)という17歳の少女です。彼女は医師である養父を手伝い薬師として花街で働いていましたが、ある日、人攫いにあって後宮に下女として売られてしまいました。

どうせ頑張って務めても、給金は人攫いに持っていかれるのだからと労働意欲ゼロの猫猫は、目立たないように隠れながら日々の仕事を何となくこなしていました。

王宮勤めの下女が玉の輿に乗るルートもないではないですが、自分の見た目から客観的に「その線はないな」と判断します。

幼いころから花街で育ち、男女の機微を見てきたがゆえに男性や恋愛といったものに夢を持たない、ひどく現実的な視線を有しているのが猫猫です。

猫猫のキャラクター設定が済んだところで、お話は近ごろ後宮を騒がせている呪いの謎に移ります。

後宮は皇帝の世継ぎを作るために万全の体制が整えられている場所です。そこで御子が3人続けて亡くなるという怪事件が発生していたのです。由々しき事態に原因も分からぬまま憶測と不安だけが広がります。

後宮で残っている御子は男児の東宮と女児の公主の2人です。東宮の母・梨花妃と公主の母・玉葉妃を中心に後宮はピリピリした空気が流れていました。

しょせんは雲の上の話で自分には関係ないと思っていた猫猫ですが、後宮内で梨花妃が玉葉妃に突っかかっている騒ぎを目撃し、梨花妃の様子から呪いの正体に思い至ります。

薬師として培ってきた知識と経験から正解を導き出した猫猫は、こっそり2人の妃に警告文を送りますが梨花妃は聞き入れず、間もなく東宮が亡くなってしまいます。

一方の玉葉妃は謎の警告文に従い、公主は健康を取り戻しました。

姿が見えない恩人を探し出すため、玉葉妃は切れ者と評判の宦官・壬氏(ジンシ)に人探しを命じます。

壬氏は警告文が下女の仕事着を破った布に書かれていたことから、読み書きできる下女がしたためたものだと当たりをつけます。また、梨花妃と玉葉妃が争っていた場所で、なにかに気づいた様子を見せたそばかすの下女が特に怪しいとにらんでいました。

下女の識字率は低く、読み書きできる人間は希少な世界です。壬氏は下女を一箇所に集め、彼女たちに「そこのソバカス女お前は居残りだ」と書いた紙を見せます。

下女たちが不思議がるなか字を読める猫猫だけが反応してしまいます。

こうして炙り出された猫猫は玉葉妃のもとに連れて行かれ、妃つきの侍女として働くことになりました。

「マンガUP!」なら『薬屋のひとりごと』が無料で読める

『薬屋のひとりごと』は無料漫画アプリ「マンガUP!」で読むことができます。

朝と夜に4枚ずつチケットが補充されるほか、短い動画広告を再生することで特別チケットが無料でもらえます。

アプリの動作も軽くて快適に読み進められます。

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『薬屋のひとりごと』感想と見どころ

猫猫のヒロインらしからぬマッドサイエンティストぶり

本作の主人公でありヒロインでもある猫猫ですが、頭の中は常に調薬のことで一杯。新しい薬のためなら自分の体を使った人体実験もしてしまうマッドサイエンティストです。

玉葉妃の侍女として毒見役を仰せつかった際には、子供のころから自分の腕を使って蛇の毒を研究してきた様子が語られます。

毒と薬は紙一重。人を治す薬だけではなく、毒にも並々ならぬ興味を持っているのが分かりますし、後々その知識と毒耐性が発揮される場面もあります。

侍女仲間たちも個性派揃い

少数精鋭主義の玉葉妃は大勢の侍女を傍に置かず、猫猫が来るまで4人体制で仕事を回していました。

先輩にあたる彼女たちは新入りの猫猫を見て、痩せぎすの小柄な体格や左腕の包帯に虐待を連想してしまいます。そのうえ仕事は命の危険がある毒見役です。

…なんて可哀想な子」と泣く姉さんたち。抜群のチームワークで話に彩りを添えてくれます。

壬氏と猫猫の焦れったい関係

最初は薬師としての能力を高く買って陣営に引き込んだ壬氏ですが、次第に猫猫へ個人的な好意を持つようになります。

しかし「天女の微笑み」とも呼ばれる外面の良さで難なく他人を籠絡し、操ってきた壬氏には、それが通じない相手との向き合い方が分かりません。

肝心の猫猫には必殺の微笑みも、胡散臭いものを見る目つきで切って捨てられてしまいました。

皇帝の密命を受け後宮で暗躍するエリートが、はじめての恋に子供のような顔を見せるギャップが楽しいですね。

『薬屋のひとりごと』と合わせて読みたい漫画

『薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳』日向夏(原作)倉田三ノ路(漫画)

コミカライズ2作同時スタートのもう1作です。スピンオフや外伝ではなく、まったく同じ原作を用いながら、別々の出版社と雑誌にまたがって連載が始まりました。

雑誌には雑誌ごとの固定ファンがいるため、ひとつの雑誌だけで連載していると、その雑誌を読まない人には届きにくいです。読者層を広げるために複数の雑誌でコミカライズするのは面白い試みです。

また、両方を読み比べてみると漫画における原作と作画の関係がよく分かります。

原作の同じシーンをコミカライズするでも、どこの情報をピックアップして残すか、大ゴマで描くべき事柄はなにか、画面を見せる構図の選択などに漫画家の個性が出ています。

原作付き漫画で作画担当がなにをしているか見えますね。自分でも漫画を描いているという人なら、プロによる生きた教材にもなりそうです。

私の印象としては、ガンガン版は女子人気が高い原作の特色を活かし、女性読者にも手に取ってもらえる柔らかくて華やかな作画や画面構成に仕上げ、サンデー版は『猫猫の後宮謎解き手帳』という副題を付けたことからも察せられるとおり、中華っぽい世界を舞台にしたミステリー作品であることを強調した造りになっています。

『異世界薬局』高山理図(原作)高野聖(漫画)

こちらも小説家になろう原作で薬学を題材にした作品です。なろう系らしく現代日本の薬学者が亡くなり、異世界に転生するところから始まります。

現代知識で無双する流れはよくある話と言えますが、この作品で好感が持てるのは主人公が現地の文化や薬学に触れ、その神髄を垣間見て相手をリスペクトするところですね。

最初は祈祷や神術の類いに頼っている父親を馬鹿にしたように見ていたけど、ある患者の治療法をめぐり意見を戦わせるうち、その胸の内を理解して自分が正しいと信じるもの以外にも別な文化があることを受け入れるシーンがあります。

転生チート無双物では、少なくない作品が現代日本の文明こそが進んでいて、それを現地人は受け入れ進歩するべきだという目線で描かれています。それは、ありきたりな白人至上主義者が欧米以外に向ける目線にも似ていて、読みながら居心地の悪さを覚えることがあります。

そのあたりが『異世界薬局』では上手く回避されていました。

最後に

今回は『薬屋のひとりごと』を紹介してきました。この作品が特にオススメなのは以下のような人。

  • 宮廷を舞台にした少女の奮闘記が読みたい。
  • 特殊な知識を活かしたミステリーを探している。
  • 身分違いの恋に焦れ焦れしたい。

各エピソードは1話完結や数話で一区切りつくものが多く、空いた時間でキリよく読み進められるのもいいですね。

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