『約束のネバーランド』の感想、考察をまとめてみた。

今回紹介するのは『約束のネバーランド』

普段はあまりジャンプ作品を読まない私ですが、

「異色の新連載!」と聞いて早速読んでみました。

衝撃の脱獄ファンタジーと帯に書いてあったので、もう読む前からワクワクでしたね

ジャンプ漫画っぽくない!ということで有名でしたが、確かにジャンプ漫画らしくないなと思いました。

熱い少年漫画!というよりシリアスな頭脳戦が繰り広げられます。

2017年の漫画ランキングに間違いなく入る話題作を今回は紹介していきます。

既読の方もいると思うので、是非目次をお使いください。

『約束のネバーランド』のあらすじ

孤児院で幸せに暮らすエマたち。

ここでは、12歳になるまでには里親を手配され旅立っていく。

そして、今日もまた1人孤児院を旅立っていくことに。

エマたちは別れを交わすが、コニーがお気に入りのぬいぐるみを忘れていることに気づく。

急いで届けに行くエマたちの前に現れたのは…

そこには誰もいず、あるのは1台の車のみ。

エマたちは車の荷台にぬいぐるみを置いて帰ろうとするが、そこにはコニーの死体が。

「誰かいるのか」

急いでエマたちは車の下に隠れる。

車の下から会話の主をのぞくと、そこにいたのは…

突然、崩壊した幸せな日々。

かくして、エマたちの大脱走劇は幕を開けるのであった。

 

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lifeさん
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実際に読んでみた感想

絵が綺麗で読みやすい

まず感じたのはこれです。さすが、イラストレーターです。

可愛らしい絵から恐ろしい絵まで本当に多才だなと思いました。

特に、3話では孤児院の子供が描いたイラストの描写がありますが、それの表現も凄くて本当に子供が描いたような絵です。

悪魔などの人外の絵を描く時は本当にリアルで狂気に満ち溢れた絵を描きますが、こんな感じに子供が描いたように描くこともできます。

本当にこの描き分けには驚愕ですよね、素晴らしいです。

そして、背景からはモブキャラの絵まですごく丁寧に描かれているのが読んでいて伝わりました。

週刊誌だと、どうしても絵が荒れてしまいがちになりますが、今後もこのクオリティのまま連載してほしいです。

 

主要キャラが少ないので分かりやすい

次に感じたのはこれです。

孤児院の子供は全員で38人いますが、主要キャラは3人です。

なので、話がとても掴みやすく、そこはやはり少年漫画だなと感じました。

主要キャラの3人の性格をまとめてみるとこんな感じです。

 

エマ

とても頭が良く、人並みならぬ運動神経を持つ人一倍元気な女の子

孤児院では、みんなから愛されているキャラであるが、人情がありすぎるため合理性に欠ける部分がある。

そして、2巻くらいから、ちらほらメンヘラっぷりが…笑

キレたら間違いなく1番怖いキャラクターです。

私もエマがキレたシーンを見た時は、ちびりそうになってしまいました(ちびってませんよ

 

ノーマン

エマと同様、いやそれ以上の頭の良さを持っている男の子。

身体能力も高く、合理性も兼ね備えているためゲームをやらせたら1番強い。

そして、キャラ的に1番早く死んでしまいそうなキャラですね。

こういう優しい天才キャラは好きなので死んでほしくないです。

 

レイ

孤児院のみんなが遊んでいる時も1人で本を読んでいる男の子。

人一倍合理性を優先するため、人情には欠けている。

いわゆるクールキャラである。

2巻以降の展開で判明するが、エマとノーマンのことを本当に大切に思っているいいヤツ。

そして、時々見せるおちゃめさが可愛らしいです。

 

設定としてはかなり王道である3キャラです。

主要キャラはこの3人だけなので話の読み込みは容易かと思います。

 

まさかのファンタジー!?

次に感じたのはこれですね。

いや、帯には脱獄ファンタジーと書いてありましたが、途中まではどちらかと言えばプリズン・ブレイクのような展開になるのかなと思っていました。

ですが、あらすじにもある通り、人外もでてきます。

あのページを見た瞬間

「ファンタジー!?」

ってなりました。

おそらく脱獄ファンタジーとして話を進めるならストーリー的に脱獄後も話は長く続きそうです。

とりあえず私としては綺麗に終わってくれることを祈るのみです。

 

考察のしがいはありそう

これは表紙で白井カイウ先生も書いていますが、考察のしがいはありそうです。

1巻だけの中にもかなりの謎がありましたので、考察厨の私からすると格好の獲物でした。

考察についてもこの記事でまとめていこうと思いますので良ければ読んでみて下さい。

ただ、今のところ考察のしがいで言えば進撃の巨人よりは少ないかなというところです。

まだ1巻なので分かりませんが。

 

〜追記〜

現在3巻まで読みましたが、予想以上に頭脳戦のレベルが高く面白くてビックリです。
本当に伏線も巻を増すごとに増えていくので、これは退屈せずに済みそうです。
進撃の巨人のように考察しがいのある漫画が読みたいのならば、是非読んでほしいですね。

 

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『約束のネバーランド』を考察してみた

ここからはネタバレになるので、一度本編を読むことを推奨します。

考察については1巻を読んだ時点→2巻…みたいな形式です。

それでは考察を始めていきます。

 

孤児院での成績優秀者はママに抜擢される

まずはこれです。これについては、1巻にクローネのセリフで書いてあるので間違い無いかと思います。

そして私が根拠として挙げるのは、1巻の単行本のカバーの下の表紙です。

そこにはNo.73584と書かれた三つ編みの少女の絵が描かれています。

そして、この番号はママ(イザベラ)の番号と一致しています。

つまりカバー下の表紙の女の子はイザベラの幼少期ということになり、

これは暗に孤児院からママが選抜されるということを意味しているのだと思います。

以上の点で孤児院の成績優秀者からママ=飼育係が選ばれるのは間違い無いでしょう。

 

〜2巻追記〜

2巻でのクローネの考えからも、孤児院からママが選ばれるのはほぼ確定的ですね。

シスターについて触れるのを忘れていましたが、シスターも番号があるので孤児院から選ばれていますね。

 

〜3巻追記〜

3巻で確定情報が出てきましたね。

第20話でエマたちがシスター・クローネに手を組まないかと提案された時のクローネの発言です。

「ある条件を満たして12歳まで生き残った女子には出荷時2つの道が示される①このまま死ぬか②飼育監を目指すか

ここでの”ある条件”とは一定以上の成績と飼育監の推薦です。

ただ、飼育監になるとチップを体に埋め込まれて一生”外”に出られない体になるようです。

これは1巻読了時の予想が的中しましたね。

そう考えると飼育監も被害者ですよね。

今やっていることが悪だとしても、それは仕方のないことで…。

イザベラの気持ちはどうなんでしょうか。

 

子供たちの数字の意味について

これが1番の考察ポイントかと思います。

とりあえず番号が分かっているキャラの番号をまとめてみましょう。

順番は年齢順。

表の見方はこんな感じです。

「年齢/名前→正規番号→番号の反転」

 

〜大人組〜

31/イザベラ→73584→48537

26/クローネ→18684→48681

〜下194組〜

11/レイ→81194→49118

11/ノーマン→22194→49122

11/エマ→63194→49136

10/ギルダ→65194→49156

10/ドン→16194→49161

9/アンナ→48194→49184

〜下294組〜

9/ナット→30294→49203

7/ラニオン→54294→49245

7/トーマ→55294→49255

6/ドミニク→07294→49270

6/コニー→48294→49284

5/イベット→59294→49295

5/マルク→79294→49297

〜下394組〜

5/ロッシー→50394→49305

5/クリスティ→70394→49307

5/ジェミマ→31394→49313

5/アリシア→71394→49317

4/マーニャ→42394→49324

4/ハンス→82394→49328

4/ナイラ→53394→49335

4/ジャスパー→04394→49340

4/フィル→34394→49343

4/シェリー→74394→49347

3/ビビアン→55394→49355

3/チェンバレン→85394→49358

3/エウゲン→46394→49364

3/トム→66394→49366

3/ダムディン→57394→49375

3/ニーナ→77394→49377

 

こうして並べてみましたがどうやら下3桁の一致がところどころ見られますね。

そして下1桁の4についてはみんな同じです。

イザベラは明らかに年齢も違うので下2桁が違うのはそういうことでしょう。

そうすると下3桁は年齢などに関わりがありそうです。

ギルダとドンは10歳

レイ、エマ、ノーマンは11歳

なので10歳と11歳は194なのではないでしょうか。

それより若くなると294、そして394になると予想します。

そして問題は上2桁ですが、これは本当に分からないです。

コニーが食人鬼に殺されたのは10月12日なので、足すと12で出荷される日付にはなってますね。

けど、それは安直過ぎるので違う気がします。

現時点ではこれ以上の考察は厳しそうです。

 

〜2巻追記〜

2巻を読んでから3時間くらい考察してみました。

そして上図のように年齢でならべてみたところあることがわかりました。

それは、やはり数字は年齢を意味しているということです。

最初は下2桁だけかと思っていましたが、違いました。

おや?と思い数字を反転させてみると、なんと番号が若いほど生まれが早いという結果になりました。

つまり、数字は反転させて見るということですね。

ここまでなら勘のいい人ならわかると思います。

私はまだ何か解けそうだったので、さらに考察してみました。

まずは、1年に何人が孤児院に入れられるのかについて。

これについては、各年齢で何人孤児がいるのか、そして各年齢の間の差を計算し考察してみました。

結果としては、今までの情報だとだいたい1年に30人と考えられます。

もしかすると29とかかもしれませんが、これからの考察を分かりやすくしたいため、とりあえず30とします。

それでは1年間で孤児院に入る大体の数はわかったので、次にナンバー00000は何年前か考えてみます。

これは単純に{番号(反転)−年齢×30}÷30で求められます。

そうしてみると、00000は最低でも1642年前になりました。

とすると、鬼はその時代からいたのか…?

これについては次の章の話になるので、ナンバーについての考察はこんな感じです。

 

〜3巻追記〜

ここまで読んで私は気づきました。

これこそ白井カイウ先生のミスリードじゃないかと。

ここまで明らかに「謎だ!」となるものが果たしてそこまで重要なものでしょうか。

結果的にもただの年齢表でしたし、意味はそこまでないかもですね。

なので、とりあえず数字の考察はここで終わりです。

 

孤児院の外の世界や時間について

これについては1巻からヒントを貰えました。

レイによるとどうやら孤児院に置いてある本で最新のものが2015年のものだそうです。

そしてエマは30年前…と言っているので”今”は2045年ということが分かります。

そして食人鬼の登場もあったので、外の世界は食人鬼が支配しているとも考えられます。

まだ1巻なので外の世界で何が起こり食人鬼が現れたのかは分かりませんが、外で人類が暮らしているとしても一部ではないかと思います。

何だか進撃の巨人のような展開になりましたが、どうやらこの漫画は近未来ファンタジーということですね。

というより、もしかしたらこれはミスリードで実は世界の誕生からずっと食人鬼が支配していたという展開もありそうです。

ただ単に孤児院には不要な知識をつけさせるのを避けるため2015年までの本しか置いておらず、実は世界はもともと食人鬼の支配下であったという展開です。

まあ無くはないですが、線は薄そうですね。

これについても現時点での考察は厳しそうです。

 

〜2巻追記〜

はい、1巻時点ではこのような意見でしたが2巻を考察してみてだいぶ考えが変わりました。

わたしの計算が正しければ、というよりナンバーが規則的で00000から始まるならという条件の上での考察になりますが、鬼は最低でも1642年前にはいたことになります。

ん、いや違う。今書いていて分かりましたが私は大切なことを見落としていました。

それは、孤児院が1つでは無いことです。そうなると話は変わります。

孤児院の数が5つなら328年前に、53個なら30年前にという風に変わっていきます。

なので、孤児院の数が明らかになるまではこれ以上の考察は厳しそうです。

 

〜3巻追記〜

これについても3巻で進展がありましたね。

まずはクローネの発言。イザベラは2014年生まれらしいですが、彼女も”外”から来た人間ではなく、農園出身らしいです

つまり最低でも農園は2014年には存在していたということ。

そして、外にはやはり人間がいるようです。しかも、立場は鬼たちと対等ときた。

謎は深まるばかりです。(しかもこの発言自体、嘘の可能性ありますからね)

でも、私としてはこの部分は本当かと思います。

私の予想では鬼と人間は何かしらの協定を結んでいるんじゃないかと。

例えば、「人間を殺さない代わりに、農園を作り12歳の子供を食料として渡すこと」的な。

まあ、これだと普通すぎて面白くないですけどね。

多分、私が想像もできないような真実が待ち受けているんでしょうね。

 

タイトル『約束のネバーランド』について

次に気になったのはタイトルの意味です。

ネバーランドとはピーターパンに出てくる妖精の住む異世界ですよね。

ただ、そこに住むと年を取らなくなるという設定なので関係無いように思えます。

ではどういう意味なのでしょうか。

ただ単純に「どこにもない国」で良いなら食人鬼が溢れる世界で人が安全に暮らせる国を作ろうという意味でのネバーランドでしょうか。

かなり飛躍した感はありますが、今後の展開次第で考察も深まりそうです。

 

〜3巻追記〜

遂に作中でも”約束”という言葉が出てきましたね。

ミネルヴァさんの本ですね。

モールスで”約束”と書かれています。その他にも”農園”や収穫”など農園と繋がりが深そうな言葉が。

そして、ちらっと見える本の内容では翼の生えた竜のようなものと人間らしき生物が見つめ合っています。

これは”約束”をしている描写かと思いました。

そして、本の内容はエマたちの世界で起こっている出来事を表しているのではないかと。

ストーリー自体はファンタジーでも、それは現世界への暗喩ではないかと。

そうなると、私が先程言った”協定”もあながち間違いではないかもですね。

 

怪しい登場人物についての考察

ここでは、作中に出てくる登場人物で怪しい人物について考察したいと思います。

ここは最新巻が出るたび、いち早く追記していきます。

 

フィル/4歳 No.34394

エマが大好きなおおらかな男の子。怪しい点は年齢の割に高いスコア、そして登場の多さ。

2巻では主要3キャラとともに表紙を飾っています。

ですが、レイにより内通者の疑いをかけられたので、ただのミスリード要因かも。

一応、今後の動向に注目です。

※3巻まで読みましたが、明らかに怪しすぎるのでミスリード要因で間違いなさそうです。笑

 

クローネ/26歳 No.18684

3巻で死んでしまったクローネ。

そして、死に様がカッコよすぎたクローネ。

年齢を公開するが1番知りたくもないクローネ。

彼女は死と同時に貴重な考察材料を残していきました。

 

まず1つ目は「※※※って知ってる?」発言。

謎の古代文字のような発音をしましたね。

この時「次来た時に教えてあげる」と言いますが次はなかったんですよね(あまり悲しくない

 

そして、2つ目は最後にエマたちに残していった謎のペン。

W.Mとあるのでミネルヴァさんのものだと思います。

これがどうやら脱出の鍵となっていきそうですね。

何なのか気になりますが、現時点ではこれ以上情報がありません。

 

ここでおそらくクローネの考察は終わりになってしまいますが、本当にカッコいい死に様でしたよね。

152ページと153ページはこの漫画史上最高にカッコいいシーンになるんじゃないですかね。笑

 

『約束のネバーランド』が好きな方にオススメの漫画

嘘喰い

まずは、『嘘喰い』です。

命を賭けたギャンブル漫画で、最高の心理戦・頭脳戦が繰り広げられます。

約ネバよりは大人向けになりますが、こういうジャンルの漫画では間違いなく最高峰です。

 

ONE OUTS

次は、『ONE OUTS』です。

賭け野球で無敗の男がプロ野球界を震撼させる物語です。

こちらも心理戦がかなり熱くて最高です。

ライアーゲームで有名な作者ですが、個人的にはこっちの方が好き

 

憂国のモリアーティ

次は、『憂国のモリアーティ』です。

シャーロック・ホームズの宿敵モリアーティ教授が主人公のミステリーサスペンスです。

物語として非常に完成度が高く、面白さは抜群です。

約ネバっぽさで言えば1番かも

 

まとめ

はい!今回はジャンプの新連載漫画『約束のネバーランド』について感想や考察などを書いてみました!

ジャンプということもあり、かなり長くなりそうな漫画ですので最新巻を読み次第、追記していきます。

異色のジャンルということで不安はありますが、1読者として応援していきたいなと思います。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

lifeさん
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2017.08.19

1 個のコメント

  • 初めまして

    ちょっと気付いた事を書きます
    あのエマ達が気付いたモールス符号でウィリアム・ミネルヴァさんのイニシャルってW.Mじゃないですか、イザベラが拾ったペンにもW.Mと書いてあったんですがこれってもしかしてイザベラが見た人はウィリアム・ミネルヴァさんじゃないのでしょーか?

    文章が下手ですみません。

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    life

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